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『笹の会 vol.19 –岐阜市の巻–』開催しました2016.12.06

Author: 美殿町飲食部会

昨日miraiにて行なわれました『笹の会 vol.19 –岐阜市の巻–』の様子です。
今回は年末スペシャルということで『日本泉酒造』『白木恒助商店』『足立酒造』の3箇所の酒蔵さんに来ていただきました。
今回が2016年飲み納めの笹の会とあってか、いつにも増してたくさんの方々にご来場いただきました!

今回初登場の『足立酒造』さん。『金華山』という銘柄のお酒を持ってきていただきました。
中汲みというのはお酒を絞る際のタイミングのことで、出始めでも出終わりでもなく、中盤のものを使用しているのだそう。初めと終わりはグッと絞り出す際にお酒に負荷が掛かるのですが、中頃は負荷も少なく澄んだ味わいになるのだとか。
頂いてみると確かにきれいなお味。棘も立っていないスッキリとしながらも旨味が味わえる贅沢なお酒でした。

杜氏さんのキャラ立ちが素敵な『白木恒助商店』さん。もちろん『達磨正宗』と『薄墨桜』を持っていただきました。今回の達磨正宗は「酉年ブレンド」ということで、ひと回りした古酒をブレンドした特別な達磨正宗でした。杜氏さんは申年生まれなので今年リリースした申年ブレンドを推しているそうですが、どうも酉年のほうが柔らかな仕上がりで受けが良いのだとか(笑)。なかなか上手くいかないもんですねと言いながらも楽しそうな杜氏さんに、皆さんも楽しく会話されていました。

そして安定の『日本泉酒造』さん。今年の『日本泉』も出来が良いとのことで、「純米吟醸 ふなくちとり」をいただきました。こちらもお酒に負荷をかけない製法でつくったお酒で、日本酒の旨味をしっかり味わえる逸品でした。一方で特別本醸造はスッキリとした飲みくちで、食事に合わせたり燗酒にしたりと楽しみ方も多いお酒でした。

美殿町からは『百蔵』さんと『縁』さんが出店。寒い季節なので温かいメニューを出していただきました。
なんと牡蠣の味噌鍋と蟹すき!海無し県とは思えないほどの鮮度とクオリティの高さでした!

そんなわけであっという間の3時間。皆さまにご愛顧頂いて、無事今年の笹の会を締めることが出来ました。今年もたくさんの方々と酒蔵さんに支えられてイベントが行なえたことをとても嬉しく思います。来年もぜひご贔屓にしていただけると幸いです。新年のご案内もぜひ楽しみにしていてくださいね!