美殿町周辺で、コインパーキングが増加しています。
この背景には、空き家、空き店舗の解体が進み、更地となった空き地を次々とコインパーキング事業者に貸し出していることがあります。

美殿町周辺には、高齢の親だけが居住している建物が多数あります。その子供たちはすでに自立し、他地域に居住を構えています。 親が亡くなった後、子供たちにとってその建物の資産価値は無く、更地にして売却する考えに向かう傾向があるようです。

移転していまは使われていない銀行の駐車場を12年ほど前から、美殿町商店街で行われる年3回の「美殿町春祭」「美殿町ガス灯夏祭」「美殿町秋祭」のイベント時に出店者の無料駐車場として利用させてもらっていた。普段はシャッターが閉まっていて使用できない場所です。

今日、その駐車場の入口シャッター、駐車スペースの鉄骨屋根の解体工事が行われているのを目撃した。二日間の解体工事ですっかり更地状態となってしまった。

元銀行の建物も解体されるのかは不明ですが、この空き地には新しく10数台入庫できるコインパーキングになるとのことです。

商店街から商店が閉店、廃業して減少しているのに、コインパーキングだけはどんどん増えていっています。商店が減少すれば、来街者も減っていくのに、駐車スペースだけは増殖しています。

昔は、美殿町を含む中心商店街には駐車場が少ない。
駐車場が少ないので中心商店街に人が来ないと言っていたのに、今は郊外大型店と匹敵するほどの駐車台数が生まれています。 しかしコインパーキングばかり増えても、どうなんでしょうかね。

といっても更地に店舗を建てる人もいないご時世なので、商店は減っていくばかり。 コインパーキングではなく、空き地に商店を増やしていく方法を考えないといけない時代になっていることを痛感します。

この駐車場の一番奥に、実は大きな桜の木が1本あった。春祭り時には毎年満開になっていました。
廃墟同然の駐車場と満開の桜のコントラストが印象に残っています。
一度花見をしたいと思っていました。
ここに桜の木があることを美殿町の住民は意外と知らないと思います。

その桜の木もとうとう切られてしまいました。
今はもう切り株しか見られません。
満開の桜はもう見られなくなりました。残念。