ちょっと前になりますが、2月17日にまちでつくるビル1階のmiraiさんにて開催された「まちで自分の仕事をはじめる〜トークセッション」。

まちなかでの小さな創業を応援するプロジェクトの一つで、岐阜県商店街振興組合が主催。美殿町で事務所を構えるミユキデザインがコーディネーターを務めました。
ゲストスピーカーには、美殿町を拠点にお仕事をされてみえる
 深谷由布氏(古書・古本 徒然舎)
 野口大輔氏(COMULA)
を迎え、ご自身のご商売について、生々しくそして赤裸々に語っていただきました。トーク後の質疑では、値段のつけ方や商売を続けていくための秘訣など、なかなか聞くことの出来ない内容が飛び交いました。
ご参加いただいた皆さま、ゲストスピーカーさん、その他関係者の皆さま、ありがとうございました。

さて、ここで当日の様子をチラリとご紹介いたします。
会社員を経て独立したお二人は、昔からの夢を叶えるというより、進んでいく中でなんとなく今の状況に落ち着いたという共通点を持っていました。
自分に合ったことを自分のやれるやり方で仕事にしてきたお二人の特徴は、仕事を市場原理ではなく、面白いかどうかで判断する部分を大切にしていること。結果的に、その手法が独自のニーズを生みビジネスとして成立しているところが非常に興味深いものでした。
一見、楽しくマイペースに見えますが、安定のない自営業で生き抜くため、他にはないサービスを提供できるよう感覚を養ったり、あえて難しい選択に挑戦しオンオフなく常時仕事と向き合っているとお話ししてくださいました。
「どうやって仕事に値段をつけているのですか。」という質問に「ものを売る状況や足元を見ずに、誠実な値段つけています。」と徒然舎さん。
お二人とも、昨年よりパートナーが仕事のメンバーに加わったことで、仕事に幅ができ、売上も上がるなど、良い効果が出ているそうです。一人で始めたものをどう走らせていくか、答えのない難しい課題ですが、前向きに進み始めているようです。

私見ではありますが、このトークセッションを経て、独立・起業にやっておくべきノウハウはあるようでないな、と感じました。どんなに深く考えても、予想と違うことが起こったり、思わぬハプニングに出会うこともあります。「自分で始める!」と決め、強い信念のもとに楽しくやり続けることが大切だと気付きました。
一方、今回のゲストスピーカーさんたちのように身近に実際に頑張っている方々がいます。その存在が、起業・独立を目指す方の励みになると感じました。

美殿町はそんな人たちを積極的に応援している町です。
岐阜で自分の仕事をはじめる方が増え、まちがもっと楽しくなることを期待しています。

(文・ミユキデザイン)