BLOG

手打ちうどん 田毎の解体2018.06.24

Author: 美殿町商店街

美殿町の「手打ちうどん 田毎」は、1年前の2017年6月20日に惜しまれながら閉店しました。あれから1年間、ただただ空き店舗のままになっていました。しかしっーーー、この度、田毎だけでなくお隣の空き店舗「高坏」も合わせて2店舗を大改装して、1店舗に結合し、ビストロがオープンします。

9月開店を目指して、オーナー自らがコツコツと店内の内装解体をされていました。一人でほぼ毎日解体作業をされていました。

遅々と進まない解体作業を見かねて、美殿町商店街振興組合もその作業協力を申し出、さらに矢澤ビル2階にある岐阜大学工学部 出村先生の「美殿町ラボ」に協力を仰ぎ、一緒に解体作業を手伝うことにしました。

そして22日(金曜)午後1時から、田毎店内に集合した面々は、ミユキデザインの一級建築士 大前氏より解体後の店内レイアウト図の説明の後、壊してはいけない水道、ガス、電気系統の場所説明がありました。

説明後、田毎店内の解体作業に、岐阜大学生6名、出村先生、鷲見商店街理事長、店主、大前氏の総勢10名が一斉に解体作業に取り掛かるのでした。

木製づくりの壁面を壊す者、天井を壊す者、カウンターを壊す者、解体された木くずを集める者、それぞれが黙々と作業を始めました。

日頃のストレス発散の場として参加した面々は、解体用の大きな木づちで柱を叩き、仕切り壁を黙々と壊すのでした。体は疲れたものの、スッキリです。

1年前までは美味しい手打ちうどんを食べていたカウンターに乗り、天井からの下がり壁を叩き壊します。

1年前まで52年間毎日朝3時ごろからうどんを打ち始めていた「手打ち台」も大きな木づちで叩き壊しました。ちょっとウルウルッと涙が・・・・。

途中、2度ほど休憩し、作業開始から4時間後の夕方5時に今回の解体作業を終え、解体ゴミの区分け、掃除を行い終了しました。皆さん、お疲れさまでした。岐阜大学生の皆さんには、構造の仕組みがわかる貴重な実技授業だったのではないでしょうか。なかなか解体作業をする経験はできませんからね。

次回は6月29日(金曜)午後1時から、田毎と高坏との間の壁面をぶち壊し、2店舗を1店舗にする拡張工事です。壁面の叩き壊しはストレス発散にはとってもいいストレッチになりますよ。参加自由なので、けがをしないように手袋、マスク持参で田毎に集合してください。ご協力をお待ちしています。