美殿町に立地する高度成長期に作られた古い雑居ビル「矢沢ビル」のリノベーションを美殿町商店街振興組合が主導して現在行っています。

その中で各方面から注目を集めているのが、「矢沢ビル」2階の2部屋をぶち抜いてリノベーションした場所に入居する、国立岐阜大学工学部 社会基盤工学科の出村嘉史 准教授の地域環境デザイン研究室です。仮称「美殿町ラボ」と称します。

岐阜市郊外に移転してしまった岐阜大学が、岐阜市中心地にサテライトキャンパスとなる研究室を開設するのは移転後初めてのことだそうです。大学側も大いに期待しているようです。

その他にも、出村准教授のゼミ生である大学生の住居として2部屋、写真家とデザイナーの3名による共同デザイン事務所が3階の美殿町通りに面した側の2部屋に入居されます。10数年ほぼ空き部屋状態であった「矢沢ビル」でしたが、今回の入居により、1階、2階、3階ともに満室となりました。

5月連休明けにはほぼ内装工事も終わり、いよいよ本格始動となる見込みです。

今回の「矢沢ビル」再活用は、美殿町に新しい若い世代の住民が増えることで、人の流れに変化が起き、様々な波及効果が生まれ、街の価値を高めていくことにつながるものと考えています。

美殿町商店街振興組合は、新しい入居者が活躍するためには、美殿町近隣の皆様のご理解がとても重要だと考え、「矢沢ビル」2階、3階の改装した各部屋の内覧会と、入居者の紹介を兼ねたささやかなオープニング披露会を開催することにしました。

5月6日 金曜日 夕方5時~夜10時まで、2階の「美殿町ラボ」、3階のデザイン事務所の見学ができます。さらに4回屋上では、新しい入居者が飲み物と軽食を用意して、美殿町近隣の皆様のお立ち寄りをお待ちしています。このオープニング披露会開催は、新しい入居者を「よそ者」としないように、近隣の皆様と顔見知りになり、末永いご近所付き合いをしていくために重要だと考えています。

人と人のつながり、懇親がなければ、商店街は成り立ちません。既存の商店主、居住者は、新しい住民を温かく受け入れ、見守り、一緒に商店街や街の価値を高めていくようにしていきましょう。

5月6日 金曜日 ぜひ「矢沢ビル」4階屋上にお越しください。お待ちしています。    (文/美殿町)