岐阜大学出村ゼミです。9月28日(水)に、出村先生の学生時代からのお知り合い、為真茶坊(ため まちゃぼう)さんが美殿町にいらっしゃいました。以前のブログでも紹介がありましたが、お茶を通じて、全国の人と触れ合いたいという思いから、荷台が茶室のトラック「雲天庵」で全国行脚されている方です。
あいにくの雨模様でしたが、地元企業の日タクさんが場所を提供してくださり、無事にお茶室が開かれました。美殿町に到着されてから、4時間かけて茶を淹れる準備をされたそうです。お茶室は昼すぎから夜まで開かれており、誰でも気軽にお茶を頂くことができました。
雲天庵の中は居心地がよく、なごやかな雰囲気で為さんや同席者とおしゃべりできました。楽しいながらも、普段の自分を顧みるメッセージがこもっている為さんのお話は面白かったです。面白そうな雰囲気が室外に伝わるからか、道行く人も興味あり気に茶室をのぞき込んでいました。
お茶菓子の後、冷たいお茶をグラスで、温かいお茶をお椀で頂きました。自分のペースで飲むことを勧めてくださり、自然体でお茶を楽しむことができました。
夜は同じ場所で「おとなの学校」が開かれました。ゲストスピーカーの「先生」はもちろん、為さんです。
為さんからは、茶人として思っていることや、全国行脚でのお話を聴かせていただきました。みなさん興味深々で、質問タイムは大いに盛り上がっていました。私は、「何が起きても、どうやったらその状況を楽しめるか考える」という視点の持ち方が、日常に取り入れると毎日楽しくなりそうで良いと思いました。為さん、素敵なお時間をありがとうございました。